スタジオモニタースピーカー「YAMAHA MSP3」を使ってみました!

音楽制作用のモニタースピーカーYAMAHA MSP3を設置してみました!

上位機種MSP7 STUDIOを使用していましたがMSP3を使う機会があり、MSP7 STUDIOと聞き比べた感想とMSP3についてレビューを書いてみたいと思います。

YAMAHA MSP3 を導入

DTM用のモニタースピーカーでは定番とも言われているYAMAHAのMSPシリーズ、音楽制作をされている方なら誰でも知っているスピーカーではないだろうか。

今回はMSPシリーズで最も定評あるMSP3を導入しましたのでご紹介します。

YAMAHA MSP7,MSP3

MSP7 STUDIOとMSP3を並べてみました。

MSP3はとてもコンパクトで8畳程度の部屋や狭い机の上でもスペースを必要としない小さなモニタースピーカーです。

MSP3の重量は4.4kg、持ってみるとこのサイズのモニタースピーカーとしては重く感じられ、小型ながらもずっしりとしており作りの良さが分かります。

YAMAHA MSP3 インシュレーター

スピーカースタンドに置いてインシュレーターを噛ませてみました。

インシュレーターの上にスピーカーを置くことで余分な振動がなくなり、解像度の高いすっきりした感じの音になります。

YAMAHA MSP3

接続はXLRフォーンでミキサーと繋いでいます。

入力はRCAとフォンもあるので様々な環境に対応できそうですね。

また、スピーカーのフロントにEQとボリューム調整があり、環境に合せたボリュームや音の補正をわざわざ裏側を触る必要がなく調整できるので、プライベートスタジオとしてはとてもありがたいです。

YAMAHA MSP3 の音質

YAMAHA MSP3

エイジングも兼ねて色々な曲を鳴らしてみましたが、前に出てくる感じの音で楽器の位置など定位がとても分かりやすいです。

低音がやはり出ないけどまったく出ていない訳でもないので、しっかり設置してEQ調整して慣れれば問題ないかなと思いました。

また高音がかなり出るようで、楽器などによって出やすい音と出にくい音がある印象でした。

全体的にフラットではあるので上手く設置すればとてもいい音で鳴ってくれます。

まとめ

自宅などあまり大きな音が出せない環境で宅録や編集・ミックスの作業ならMSP3でも十分な気がしました。

上位機種のMSP7 STUDIOは重低音から高音までとても良く出てダイナミックな音に対し、MSP3は軽い感じでコンパクトにまとまったような音ですが、中~高音域の再生や定位ではMSP7 STUDIOに引けを取らないほどです。

MSP3はペアで3万以内で買えるのでコストパフォーマンスがかなりよく、これだけの音をこの価格で導入できるモニタースピーカーは他になかなか無いかもしれません。

コメントを閉じる0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です